この「Z4 TOUR CB IRON」は、前モデル「Z4 TOUR MB IRON」のシャープさと打感を継承しつつ、キャビティバックの寛容性を加えるため、MB IRON同様のアニーリング製法を取り入れています。
ショート番手において、ソール幅をやや狭めバウンス角度をより強めることで縦距離のコントロール性能と抜け感がさらに向上しています。
卓越したプレイを追求するゴルファーに最適なアイアンである為に、「Z4 TOUR CB IRON」はAXIS GOLFの探求心と確かな技術力が注ぎ込まれています。
構えた瞬間、「これは振れる」と思える。
このゴルフクラブは、フェードヒッターが本来のスイングを最大限に活かせるよう、細部まで徹底的に追求した顔形状を採用。
ややオープンに見えるフェースアングルとスクエアなトップラインが、目標方向へのラインを自然に意識させ、フェードのイメージをより明確にします。
ターゲットを狙いやすく、振り抜きやすい。
打ち出し方向とスピンのコントロール性能を高めた設計は、上級者だけでなく、フェードを安定して使いたいゴルファーにも推奨できる形状に仕上げています。
素材に熱処理を施すアニーリング製法を採用。金属内部のストレスを取り除くことで、インパクト時の振動が抑えられ、柔らかく心地よい打感を実現します。
さらに、素材の均質性が高まり、ショットのばらつきを抑えた安定したパフォーマンスへとつながります。
#8〜PWのソール幅をやや薄く設計することで、芝との接地抵抗を最小限に抑え、振り抜きやすさが大きく向上。アプローチやフルショットでもスピンコントロールがしやすく、狙った距離を正確に打ち分ける精密なショットを可能にします。
「Z4 TOUR CB IRON」では、#8〜PWにかけてソール幅をやや薄く設計。
これにより、芝との接地面積が抑えられ、
ダフリのリスクを軽減しながらも振り抜きの軽快さを実現しました。
さらに、最適化されたバウンス角がヘッドの潜り込みを防ぎ、
打点の安定性とともにバリエーション豊かなアプローチショットを可能にします。
一人ひとりのスイングに応える、世界にひとつの“クラフトクラブ”。
量産品では叶えられない、精緻な設計と丁寧な仕上げ。
熟練クラフトマンの手によって1本ずつ組み上げられるクラフトクラブは、ただの道具ではなく、プレイヤーの個性と感性に寄り添う“信頼できる相棒”です。
手作業による微調整が、フェース角やライ角、重心位置にまで反映され、スイングのクセや球筋の狙いに高い精度でフィット。
それが、「このクラブなら攻められる」という確信を生み、次の一打への“挑戦と自信”へと変わっていきます。
クラブがプレイヤーに合わせる時代。
クラフトクラブは、勝負を変えるための“唯一の武器”です。
一本のクラブに宿る、見えない精度と、感じる手応え。
Z4 TOUR CB IRONは、4つの精緻なクラフト工程を経て、プレイヤーの感性に応える一本として仕立てられています。
まず、金属を高圧で叩き締め、密度を高める鍛造製法。
これにより、インパクト時のエネルギーがダイレクトに伝わり、澄んだ打感と高い操作性を実現します。
次に、内部応力を取り除き、素材をより安定させる焼鈍アニーリング処理。
この工程によって、より柔らかく、心地よい打感が生まれます。
そして、熟練のクラフトマンが一本ずつ手作業で仕上げる研磨。
フェースやソールの微妙な形状を整えることで、構えやすさと抜けの良さが磨かれます。
最後に施されるのが、耐久性と美しさを両立する表面処理。
外観の上質さはもちろん、錆や摩耗からクラブを守る重要な工程です。
“打てる”と感じるその瞬間の裏側には、職人の手と、4つのクラフト技術が息づいています。
鍛造アイアンは、高圧で金属を叩いて成形する製法により、金属組織が密に締まり、均質な内部構造が生まれます。
その結果、インパクト時のエネルギー伝達が非常にスムーズで、芯を食ったときの澄んだ打感と、繊細なフィードバックを生み出します。
さらに、鍛造によって得られる高い加工精度は、フェース角や重心位置など細部の設計自由度を高め、意図した弾道を再現しやすいという性能面でも大きなメリットがあります。
ただ柔らかいだけではない、鋭く芯を感じる“鍛造打感”。
それは、打ち手の感性を引き出すための、本質的なクラブ作りの証です。
クラブに、やわらかさと信頼性をもたらす。
焼鈍アニーリングとは、金属に熱を加えてゆっくりと冷却する熱処理工程のこと。
この処理により、鍛造時に蓄積された内部応力を取り除き、金属組織を安定化させることができます。
アニーリングされたクラブは、インパクト時の振動が適度に緩和され、よりソフトで一体感のある打感を実現。
加えて、素材の内部構造が均一になることで、製品としての安定性や加工精度も向上し、クラフトマンの微細な調整がそのまま性能に反映されます。
感性に響く打感と、信頼できる品質の裏側には、この見えない熱処理技術が息づいています。
職人の技が宿る、美しさと手応え。
クラブづくりにおける研磨工程は、単なる仕上げではなく、クラフトマンの経験と感覚が反映される“調律”です。
フェース面、ソール、トップライン、そしてエッジのすべてにおいて、手作業による微細な調整が加えられることで、構えた瞬間の顔つき、スイング時の抜け、打感までもが変わってきます。
ミリ単位以下の世界で、角を落とす、ラインを整える、光をなじませる――こうして生まれるのが、機械では生み出せない一体感と、信頼に値するフィーリング。
クラフトクラブが“道具以上”の存在になる、その仕上がりは研磨の手に託されています。
表面処理は、クラブヘッドの表面に金属層を施すことで、美しい外観とともに耐久性・防錆性・打感の安定性を高める工程です。
Z4 TOUR CB IRONでは、光沢や反射の具合、摩耗への強さにまでこだわったニッケルクロムサテン仕上げを採用し、構えたときの美しさと安心感を両立させています。
仕上げの精度は、フェースの輪郭やトップラインのシャープさにも現れ、構えた瞬間に「打てる」と感じさせる仕立てに。
また、長期間使用しても酸化や摩耗による劣化を抑え、クラブの性能と品格を保ち続けます。
表面処理は単なる装飾ではなく、クラブの命を守り、プレイヤーの信頼に応えるための最終工程。その一層が、あなたの一打を美しく支えます。
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | P |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロフト角(°) | 22 | 25 | 28 | 32 | 36 | 40 | 45 |
ライ角(°) | 60 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 |
FP(mm) | 3 | 4 | 4 | 5 | 5 | 6 | 6 |
重量(g) | 250 | 257 | 264 | 271 | 278 | 285 | 292 |